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E = mcの2乗 だから相当のエネルギー [電験3種]



地震当日会社にいたのですが1分間くらい揺れました。
幸い自動車通勤でしたので帰宅難民にならずに済みましたが東京の友人は歩いて4時間かかったなど
影響が出たようです。

電気主任技術者の「電力」科目に原子力発電の原理があり勉強しているのですが原子力のエネルギーは
E = mcの2乗です。
ここで
E:エネルギー(J)
m:質量(kg)
c:光速(m/c)

質量は微量でもcがものすごく大きいので巨大なエネルギーとなります。

例えば1gのウランから出るエネルギーは火力発電所の石炭を何キロ分かを換算する場合
原子力発電所の熱効率33%
石炭の発熱量25,000(KJ/Kg)
火力発電所の熱効率
として、

原子力発電:0.33×9×10**9×1/3600×10**-3 = 8.25×10**3(kW・h)

石炭の使用量:Mとすると

火力発電:0.38×25,000×M×1/3600 = 2.639M(kW・h)

したがって M = 8.25×10**3 / 2.639
         = 3,130Kg

ウラン1gで石炭3tとなります。

今後の原子力関連のニュースを見るときにこの数字を覚えておくと違った見方が出来るかもしれません。

被災された地域の復興を願っています。






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