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磁気材料 [電験3種]

電気機器に用いられる鉄心材料の損失はヒステリシスループによる損失と、起電力による、うず電流による損失がある。
それらを小さくするには次の性質を持ったものが望ましい。

1:残留磁束密度および保持力が小さいこと。
2:飽和磁束密度が大きいこと。
3:透磁率が大きく、一定であること。
4:抵抗が大きいこと。
5:温度の変化による特性の変化が小さいこと。
6:機械的に安定であること。

などでふつうケイ素鋼板を積層にして用いる。
ケイ素鋼板の厚さはヒステリシス損は無関係だが、うず電流損は板厚の2乗に比例する。
厚さが1/2になれば損失は1/4になる。
アモルファス(非結晶)のケイ素板は鉄損が少なく、ほかの性能も優れているが硬くてもろい。

試験対策:
選択問題として出題される。性質の特徴については5,6は一般常識として没問題。
1~4は暗記しておくことが必要か。


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