SSブログ

日本の16世紀ですね。 → 金総書記が健康回復?北朝鮮で後継宣伝が縮小 [特定アジア]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=wor&aid=20090921-570-OYT1T00837
この記事読んでて笑っちゃったのですが、普通権力移譲というのは前任者が在命中に終わらせておくのが常識です。 16世紀、徳川幕府はそうやってきました(病弱の場合は除く)。 家康は関ヶ原の戦いの後3年後に幕府を開きましたがわずか2年で秀忠に譲り、駿府で江戸を操ったと言われています。 もちろん「豊臣政権への圧力」という政治的な理由があってのことですが、西国の情勢が不安定な中でも 行えるというのは権力基盤がしっかりしていたということです。 徳川幕府に例えれば金正日も後継者に譲って背後から政治を行えばいいのですが、それが出来ないということは内部で権力闘争があり下手をすれば粛清されると思っているのでしょう。 よくもそこまで統治していたと感心はしますが哀れとしか言いようがないですね。




金総書記が健康回復?北朝鮮で後継宣伝が縮小
  【ソウル=前田泰広】北朝鮮で、金正日 ( キムジョンイル ) 総書記の後継者に関する宣伝活動が縮小したとの観測が、韓国政府当局者や専門家の間で広がっている。
 総書記の健康回復に伴い、権力移行のペースを落としたとの分析が有力だ。
 金総書記が脳卒中で倒れたとされる2008年夏以後、北朝鮮メディアで「血統の継承」などの表現を用い、世襲による後継体制づくりを示唆する報道が目立つようになった。同年11月の党機関紙・労働新聞は「歴史の主人公の平均年齢は25歳」と言及。その時点で三男・正雲 ( ジョンウン ) 氏(26)が25歳だったことから、後継問題との関連が注目された。
 全国でにわかに歌われ始めたとされる行進曲「パルコルム」。「金隊長の足取り 2月の偉業を受け継いで」と歌う部分があり、「金隊長」は正雲氏を指し、正雲氏が2月生まれの金総書記を継ぐことを暗示していると推測された。
 しかし、7月ごろから後継に関する新しい材料はほとんど出なくなった。韓国の情報当局者によると、「金総書記の健康が回復し、北朝鮮国内で後継問題を口にするなとの命令が下された」との未確認情報がある。学校で「パルコルム」が歌われなくなったとの情報もある。
 韓国政府高官は「後継を置かないと、(金総書記自身が)安心できないはず」として、後継体制づくりが完全に中断したわけではないと指摘したうえで、「金総書記が後継問題が盛んに論じられることを嫌がった」と見る。金総書記自身が、父の金日成 ( キムイルソン ) 主席が健在のうちから権力を持った経験から、権力が分散し、後継者に部下や国民の忠誠心が移ってしまうことを警戒したとの分析だ。
 金総書記が権力を掌握していることを米国に示し、交渉相手が金総書記であることを明確にする意図があるとの見方もある。
 オバマ米大統領は最近、テレビのインタビューで、北朝鮮で金総書記の健康回復に伴い、後継問題の緊急度は低下しているとの見方を示したが、そうした分析も、正雲氏を宣伝する活動が減ったことを踏まえている可能性がある。

- 読売新聞 [09/22(火) 00:06]
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。